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テイク通信

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テイクのものづくり【忍者でござる!左右へ自在!適量管理ペッとり君】

2024-09-03
カテゴリ:テイクのものづくり
開発リーダーEさんにインタビュー!
Q.まずはどんなものなのか簡単にPRをお願いします。
Eさん:移動式の非接触型トイレットペーパーホルダーです。
黒の四角い部分にセンサーが付いていて、手をかざすとトイレットペーパーが出てくるようになっています。キャスター付きで右側左側どちらにも設置可能です。
 
Q.作ろうと思ったきっかけはなんですか?
Eさん:家族とドライブ中に、コンビニのトイレに行くことを躊躇する姿から思いつきました。トイレットペーパーが三角に折られていると衛生面的に使うのが不安だという家族の声を聴き、非接触でトイレットペーパーが出てきてくれたらいいのでは?と思ったんです。

それと過去に自分が怪我をして片腕が動かなかった時、トイレットペーパーを使うのにかなり苦戦して…

広報:ご家族の声とご自身の経験がきっかけだったんですね!
私もサービスエリアや駅のトイレは使うことに少し抵抗があったりするので非接触というのはかなり安心感があります。
左:1号機       右:2号機
Q.この製品には1号機・2号機があるとのことで…その理由は?
Eさん:まずは会社にある加工上の余り物やジャンク部品等で製作できないか挑戦してみました。それが1号機です。
なかなかペーパーの送り出しがうまくいかず、進化版として2号機を製作しました。
2号機にも社内で別の用途として保管していたタイヤを使っています。その他の工夫点は、キャスターを付けたり、ペーパーの送り出しにモード選択ができるようになっています。

広報:タイヤを使用する、その着眼点がすごいです!
キャスターが付いていてどんな場所にも対応できる点も素晴らしいなと感じます。
モード選択とは、なんなのでしょうか?
Eさん:30cmモードと、任意モードがあります。
30cmモードは、長さ30cmで勝手に送り出しが止まるようになっています。
お子さんは紙が自動で出てくる楽しさからずっとセンサーに手をかざしてしまうかもしれないという意見から採用しました。
Q.沢山のアイディアが盛り込まれた製品ですが、製作過程で一番大変だったことはなんですか?
Eさん:ペーパーを送り出したあとのペーパーを切る部分に悩みましたね。
カッターなどの鋭いものでもうまく切れず、糸のこもダメで。やはりギザギザの刃が一番綺麗に切れるので、刃の部分は別のペーパーホルダーを分解して取り付けています。
あとはタイヤのモーター部分の力加減ですかね…
ペーパーが滑らないように、なおかつ千切れてしまわないように絶妙な加減をすることが大変でした。

左:タイヤを使って紙を送り出す  右:苦戦したカッター部分
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